ホームベーカリで生米パンが簡単に焼けちゃいます。
生米パンといっても厳密には違い生米パンを膨らませるコツを研究中に見つけたお米ペーストを使ったバリエーションになります。
ホームベーカリは生米パンやお米パンなのどのモード専用が無くてもOKです。
実際、この記事で使ているHBは2000年製造😬のナショナル製 SD-BT102です。
ミキサーでお米ペーストを作ったらホームベーカリに副材と一緒に入れて焼くだけでふっくら膨らんだお米パンができちゃいますよ。
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お米からホームベーカリで作るお米パン!
基本的にはお使いのホームベーカリに食パンモードがあればOKです。って、これがないホームベーカリは流石にないですよね。
どのモードでもよいのですが、気を付けるのは発酵時間の長さです。
調整方法も記載しますので参考にトライしてみてください!
ーレシピー
- お米:280g
- 砂糖:16g
- 塩:5g
- 油脂:20g
- インスタントドライイースト:5g
ー手順ー
- お米を4~10時間ほど浸水
- 浸水したお米の水を切って、ミキサーでお米ペーストにする。
- お米ペーストとHBに副材を投入
- HBの食パン早焼きモードで焼成
ー必要機材ー
- ミキサー★
- ホームベーカリ
- 計量計(0.1g単位で測れるものが望ましい)
- ボウル
★ミキサーの説明書を確認いただき米に使用できるか確認してください。
ー作例ー
どうですか!こんな感じに焼けちゃいますよ!中はこんな感じ!これが簡単にできちゃうなんて、ワクワクしませんか!
では、具体的な作り方を公開しちゃいます!といってもめっちゃ簡単ですよ。
お米ペーストとホームベーカリでお米パンを作ってみよう!
では、細かな手順を説明します。
お米ペーストの準備
お米ペーストはお米とお水をミキサーで粉砕してペーストにします。ミキサーには高速・ハイパワーのもが望ましいです。また、ミキサーによっては穀物などの硬いものに対応していない場合がありますのでご使用のミキサーの説明書をよく読んでご使用ください。
お米の準備
お米はお家にある白米でOKです。細かくは膨らみやすい品種などもあるのですがあまり気にしなくてもOKです。お勧めを文末に記載しておきますね。
お米は炊飯の時と同じように砥いでボウルなどにお水をいれて浸水させてください。
浸水時間は4時間から10時間が目安です。お米が白くなり柔らかくなります。
十分な浸水時間を持たないとお米が固いままですので、ミキサーに負担がかかるのと、ミキサーで粉砕する際に澱粉損傷率が高くなることで、粘度が高く、膨らまないお米ペーストになります。
お米ペーストの作成
お米の準備で十分浸水したお米の水を切って、ミキサーに入れてください。
次に、お水を加えます。
この時、お米とお水を足して504gにしてください。
※水切りが不十分でもこの時点で504gなればOKです。簡単ですね。
あとはミキサーで粉砕します。だいたい1分を3回程度を目安にしてください。ミキサーによっては動作時間の制限があるので説明書を参考にしてください。
出来上がりの目安は生地を親指と人差し指でつまみざらざらしていないことを確認してください。
これでお米ペーストは出来上がりです。
ホームベーカーリで焼成
お米ペーストと副材をホームベーカリに入れて、ドライイーストをセットしてください。
ドライイーストはホームベーカリの使用するモードで材料の分量が似ているレシピに使われる量を参考にしてもOKです。
食パン早焼きモードを選ぶだけ!
あとは、ホームベーカリにおまかせです!
ドライイーストの調整目安
最後に気になるのが発酵時間です。
ナショナル製SD-BT102の食パン早焼きモード(2時間)ですと今回のイーストで発酵具合がちょうどよい感じでした。
塩、砂糖、発酵時間そしてイーストの量とパラメータが多いのでトライ&エラーで試行錯誤が必要なんですよね。
イーストの決め方(発酵を成功させる方法)を2つ伝授します。
どっちも簡単です。
ホームベーカリのレシピを参考に
お使いのホームベーカリのレシピを使っちゃいましょう。
粉モン(小麦粉)の重さ同じ重さのお米の重さでお米ペーストを作ればいいのです。
その他のお砂糖や塩そしてイーストの量をそのまま使うんですね。
イーストの発酵は、塩、砂糖、発酵時間が決めて先ほどお伝えしましたよね。
裏を返せば、ホームベーカリのレシピはオームベーカリの発酵工程でベストな配分のはずです。
ただ、お米ペーストでもベスト!というとそうでもないのが現実。
ですので、ベストを求めるなら発酵状態をみながらの調整も必要です。
発酵進行の確認例
調べ方は簡単で、蓋を開けて確認するだけです(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾発酵工程から焼成に移るくらいの時間帯を狙って発酵具合を観察します。
捏ね工程が終わり発酵が始まったら蓋を一瞬開けてみてみます!
10分毎程度を目安に発酵具合を確認します。膨らんできましたね!
かなり膨らんできました!
焼成前に、こんな感じで膨らめばOK!
この表面の具合は実際は過醗酵気味かなぁって感じですが問題なくフンワリ焼けます!
もしここで膨らみが少ないカモと思ったら次回はドライイーストの量を調整してみてください。
最新の機種では蓋が開かないものもあるようです。また自分で時間を決められるタイプもあるみたいですね。この辺はアレンジしてみてください。
ともあれ、同じ季節であればドライイーストは発酵温度とドライイーストの量による発酵具合の再現性は高いです。
もし焼成後に萎んじゃう、なんか小さいなどの場合は過醗酵だったり発酵不十分ということも考えられます。
以下を目安にドライイーストの量で調整してみてください。
ーイーストの調整方法ー
- 発酵中10分毎位膨らみを確認してください。
- 一度萎む場合は0.3%程度減らす
- うまくいったら0.3%増やして膨らみ具合や焼き具合を見る。
これでいい!と思えばそれがベストです!
ーインスタントドライイースト調整目安ー
- 基準 :5g(1.7%)
- 膨らみが弱い :6g(2.0%)+10分
- 発酵中に一度潰れる:4g(1.3%)-10分
※ホームベーカリの発酵温度や生地仕上がり温度で変わります。まず目安として使ってください。
おすすめ商品
おすすめ商品の紹介です。お持ちの材料、機材でもうまくいかないときに以下の製品をお試しください。
お米:【精米】新潟県産 こしひかり 無洗米
生米パンは普通のお米でも十分膨れます。しかし工場で精米された無洗米はお米の鮮度がよいようでミキサーでお米をペーストにした状態が安定しているようです。
ドライイースト:酵母 サフ インスタント・ドライイースト赤 500g 乾燥酵母
赤サフです。赤サフは酵母の事で、生地内の糖を分解し炭酸ガスをだします。特に赤サフは低糖タイプで生地内の糖分が少なくともよくパンを膨化させることができる酵母です。
とても一般的で万能です。
酵母は温度管理が大切なので40℃を超えると弱ります。ミキサーでお米をペーストにする際にミキサーのモーター温度やペーストの粘度により生地が40℃を超える場合がありダメージを受けますので注意してくださいね。
ミキサー:バイタミックス E310 エクスプロリアンブレンダー プロフェッショナルグレード 1.4Lコンテナ ブラック
お米をペーストにするには高速・ハイパワーのミキサーが向いています。中でも有名なのがこのバイタミックスです。
今回の記事でもあまり膨らまない場合はミキサーの買い替えを検討してみてください。
ただ、生米パンだけに買うのも・・・という所もありますよね、生米パンだけではなくいろいろなものに使用できますので合わせて検討してみてはいかがでしょうか。
例えば、こんなたい焼きやシュークリーム、カスタードクリーム、ワッフルそしてお煎餅まで、お米ペーストなら簡単にできるんですよ!
機会をみてレシピや作り方を公開したいと思っていますのでお楽しみに!
コメントにリクエストいただければ優先的に生地にします!
ーたい焼きー
ーシュークリーム(お米から作ったグルテンフリーカスタードクリーム)ー
ーお煎餅(お米から作ってます・・・って当然かな)ー
最後に
如何でしょうか?うまくふっくら焼けましたか?
お米パンのクラム部分のふわっふわ具合はどうですか?ホームベーカリにもよると思いますがクラストはカリッカリじゃないでしょうか?
焼きあがったらビニールなどにいれて少し放置するとクラスト(耳)の部分はすごくやわらかな感じにもなりますよ。
是非みなさんのお米パンの出来具合をコメントで教えてくださいね!
ホームベーカリーでこんなにふっくら美味しくできるなんて!
返信削除ちょうど同じパナ製でしたので挑戦!
見た目は食パンで中がフッワフワ!
びっくり食感。すっかりはまってます!
他のレシピも試しましたがふっくらいかず驚いています!
ありがとうございます!
コメントありがとうございます。
返信削除ふっくらふわっふわ体験いただけたようで私もうれしいです!
HBでこんなに簡単に!?とわたしも驚きました。
ほかにもレシピがあるのでみてみてくださいね!