生米パンをご存知ですか?
NHK「あさイチ」でも紹介された生米パンです。
簡単にふわふわふっくらふくらんだ生米パン!
SNSでも大人気。
簡単そうだからやってみた!というかとも多いと思います。
でも、ふわふわにならない。。。べたべたしてるし、餅みたい。。
なんて、悩んでいる方はいませんか!
失敗したら見てほしい膨らまない生米パンをふわふわにするコツ!
を紹介します。
ーアレンジレシピー
ふっくら膨らむコツとアレンジレシピです。こちらも是非みてくださいね。
・お米で作るシュークリーム
・生米パンのアレンジレシピ
==★さらに膨らむ最新バージョン公開中★==
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ざくっと生米パンを説明すると、
パンを作る材料とほぼ同じですが、”小麦粉”の代わりに”うるち米”を使うこと、”うるち米”と材料をミキサーで混ぜちゃうのが大きな違いです。
作り方も簡単で、ミキサーで混ぜた生地をオーブンで焼けば出来上がり。
でも、言われた通りやっても、パンの焼き上がりがへこんで膨らまない・・・と悩んでいませんか?
今回は、わたしがうまくいった”失敗したら見てほしい膨らまない生米パンをふわふわにするコツ!”をご紹介します。
うまくいかない方は、一度このブログをみて再挑戦してみてくださいね!
あれ?お店では”米粉パン”っていいますよね? まずは、米粉パンと生米パンの違いから確認しましょう!米粉パンとは?生米パンとは?その違いに驚き!
米粉パンと生米パンって、似ているようで大きく違います。
特に米粉パンに”グルテンフリー”を求めている場合は、米粉、米粉パンをご購入の際は、グルテンフリーの表示だけではなく、アレルギー表示に気を付けて購入しましょうね。
それは、なぜか!
では説明しますね。
米粉パンとは
では、米粉パンとはいったいどんなものなのでしょうか?
米粉パンは米100%ではない
意外かもしれませんが、米粉パンは米100%というわけでもありません。
- 小麦粉が70%以上含まれている
- または、小麦由来の”グルテン”を米粉に添加
している場合が多いのです。
実は、小麦パンがふっくらするのは小麦にある”グルテン”があるからです。
2001年頃までは、グルテンを持たない米粉ではパン状にするのは無理と言われていました。
米粉100%の米粉パン
しかし、2001年になると、山形大学工学部の西岡研究グループで、アルファ化した米粉を適量添加し生地を使用することで製パン可能であると報告されました。
また、2010年頃になると「ミズホチカラ」と言う、100%うるち米で製パンできる米粉が作られるようになりました。
近年でも、米粉100%のパン作りのレシピとなると「ミズホチカラ」が指名されています。
その後、2017年には、農研機構と広島大学大学院総合科学研究科のヴィレヌーヴ 真澄美准教授らにより、米粉のみで製パン可能であると報告されました。
しかし、その報告によると米粉100%で製パンするには、米粉の製粉が高価になるようです。
低価格化するには、製粉方法は改善が必要な状態です。
ですので、安価な小麦やグルテンを添加する米粉パンもまだまだ多いのが現状です。
ですから、”グルテンフリー”が目的で米粉パンを購入する場合は注意が必要です。
ここで、すこし脱線してグルテンフリーとノングルテンについてお話します。
グルテンフリーについて
日本にはグルテンフリーの表示基準がありません。
消費者庁によると
「数ppm以上の小麦総たんぱく量を含む状況であれば、容器包装に小麦のアレルギー表示をしなければならない。」
引用:消費者庁 食品表示の適正化に向けた取組について
とありますので、アレルギー表示を確認する必要があります。
一方で、海外ではアメリカ・カナダ・EU・イギリス・ドイツ・フランス・オーストラリア・コーデック(国際食品規格委員会)での共通するグルテンフリーの表示基準は小麦等1kg当たり含有量が20mg以下、つまり20ppm(0.002%)以下になっています。
表示基準値を比べてみると日本のアレルギー表示の方が低い値です。
ですから、日本で、グルテンフリーといってもアレルギー表示がされている場合があるんですね。
ノングルテンについて
また、米粉に関しては、農水省のガイドラインによるとグルテン含有量が1ppm以下の米粉についてはノングルテンと表示できることになっているそうです。
言い方を変えますと「ノングルテン」の表示がないものは、小麦やグルテンが添加されている可能性があります。
特にパン用米粉などは、小麦のパンのようにふっくら膨らませるために添加されている場合が多いので、注意が必要です。
グルテンフリーの食品をお探しの場合は、注意してくださいね。
では、次に、本題の生米パンとはなにか?をお話します。ミキサーで簡単!生米パンとは
生米パンは、うるち米(つまりご飯を炊く前のお米ですね)を使ったパン状の食べ物です。
”パン”というのは、農林水産省のパン類品質表示基準では、
「小麦粉又はこれに穀粉類を加えたものを主原料とし、これにイーストを加えたもの又はこれらに、水、食塩、果実、野菜、卵、及びその加工品、砂糖類、食品油脂等を練り合わせ、発酵させたものを焼いたもので水分10%以上のもの」
になります。
ですから、小麦を使用していないものは”パン”ではありません。
ここで紹介する”生米パン”は、うるち米だけを使用する発酵菓子になりますね。
そんな、生米パンの作り方はリト史織さんの生のお米をパンに変える魔法のレシピ はじめての生米パンに詳しく書いてあります。
リト史織さん
そして、”生米パン”は、リト史織さんが開発されたということです。
その生米パンの作り方は、書籍になっています。
生のお米をパンに変える魔法のレシピ はじめての生米パン
この書籍では、うるち米と材料を一緒にミキサーにかけて生地の作り方や、バリエーションの生米パンなどが紹介されています。
生のお米をパンに変える魔法のレシピ はじめての生米パン
具体的な、作り方は以下のサイトがわかりやすいです。
ダイジェスト動画はこちらです。
新書:毎日食べたい生米パン
先ほどの、生米パンの書籍ではペースト状になった生地を型にいれる方法で焼成します。
でも、パンというとやっぱり丸い形やドーナッツの形も作ってみたいと思いますよね。
それが成型パンです。
なんと、生米パンでも成型パンを作ってしまおうという本を出されるそうです。
こちらも楽しみですね。
失敗したら見てほしい膨らまない生米パンをふわふわにするコツ!
さて、米粉パンと生米パンの違いを分かっていただけたところで、実際に作ってみましょう。
リト史織さんの作り方でうまくいけば、よいのですが・・・ 実際は、パンが膨らまなかったり、陥没したりと手ごわい感じです。
もしうまくいかない場合は以下のポイントを押さえてやってみてください。
生米パンを作るときのポイント
わたしがうまく膨らまらない失敗の原因を、いくつかの参考文献を紐解いて、ふわふわパンが、うまく焼けたやり方です。
環境がことなれば、必ずうまくいくは限らないと思いますので、あらかじめご了承ください。
- 生米はたっぷりの水に2時間以上6時間程度を目途に浸すこと。
- 生米の重さの0.8倍の水と一緒にミキサーにかけること。※1
- ミキシング後にできる米のペーストが滑らか(ざらざらしていない)になるまで粉砕すること。
- 米をペースト状にしてから、残りの材料を入れること。
- 発酵は1.5倍から2倍程度にすること。
以上の5点です。
はじめの1から3は、とても重要です。
※1 2.の段階で油分は入れたほうがいいかもしれません。
”福盛シトギパン”の製法では、油分は生米を粉砕すると水と粉砕されたお米が分離することを抑制するそうです。ただ、今回ご紹介の方法は、”ピッカリングフォーム”という澱粉粒が気泡を作ることで発泡(膨らむ)と考えています。
これらを結びつくかは、今後調査したいと思います。お気づきの点がありましたらコメントをいただけるとうれしいです。
尚、生米パンをふっくらさせるには。ミキサーを買い替える前に試したい秘訣のひと手間こちらも合わせてお読みいただくとわかりやすいかもしれません。
では、順に説明しますね!
生米はたっぷりの水に2時間以上6時間程度を目途に浸すこと。
これが一番重要です。
製粉をするときにできるだけ、細かく製粉し、且つ、澱粉損傷を抑える必要があります。それには、硬い米をしっかり2時間以上は水につけておく必要があります。
しかし、15時間以上になると、米が固くなるというデータがありますので、10時間位で水からあげることをお勧めします。
尚、この時の水は、うるち米がすっぽり沈んでしまうようにたっぷり水を使ってくださいね。
生米の重さの0.8倍の水と一緒にミキサーにかけること。
2012年頃から、米粉パンがふっくらする製粉方法の知見が広がってきました。
この知見によると、製粉時の粒子の細かさと、澱粉損傷率とパンの容積率(ふっくらさ加減)に関係があるということでした。
そして、いくつかの製粉方法の内、湿式粉砕方式が、製粉時の粒子が細かく、澱粉損傷率が少ないことがわかりました。
また、家庭用のフードプロセッサーやミキサーを使用する場合は、浸水状態で行うと、粒子が細かく、澱粉損傷率が少ないことがわかってきました。
具体的には、家庭用のフードプロセッサーやミキサーを使用する場合は、浸水前の生米の重さに対して水の重さが0.8倍より少なくなると、製粉するときに荒い粉砕が増えるそうです。
また、生米の粉砕という観点では、生米の重さに対して水の重さ1.2倍までは、問題ありません。
しかし、製パンという意味では、水分が増えると生地がゆるくなり、イースト菌が発生させる炭酸ガスが浮いてしまい、生地がふっくら膨らみません。
また、生地には、油など液状のものを加えますので、初めは水を少なくした方が製パンがしやすくなります。
ですので、製粉時はうるち米の0.8倍の加水量をベースに、お好みの材料を添加したあとに、生地が固めの場合は加水するといいでしょう。
ミキシング後にできる米のペーストが滑らか(ざらざらしていない)になるまで粉砕すること。
これまで、ミキサーにかけることを製粉と記載していますが、実際は加水されていますのでペースト状になります。
このペーストは滑らかになるまで実施してください。
具体的には、指でつまんでざらざらしていなければ問題ありません。
雰囲気としては、片栗粉に適度に加水したようなペーストになります。
次の注意点を守ってください。
- ミキサーの動作で発熱しますので、冷ましながらおこう
- ここで生地が固いなぁと思われても水は追加しない
1項目は、60℃くらいまでなら問題ありません。
ただ、イースを入れるときは40℃以下にしっかり冷ましてください。
2項目は重要です。生地の粘度で加水するのはやめましょう。
米をペースト状にしてから、残りの材料を入れること。
リト史織さんの作り方と大きく違うのはこの部分です。
理由は、1から3項によるお米のペーストを作る作業は、みなさんのミキサーやお米の質などで製粉の質が影響を受けます。
ですから、お米と水以外は、ペースにしてからいれるようにしてください。
すこし、面倒ですが生米パン作りが安定するのを実感できると思いますのでお試しください。
こんな感じで、残りの材料を追加してください。
しかし、これでもうまく膨らまない場合は、ミキサーの買い替えも視野に入れたほうがいいでしょう。
発酵は1.5倍から2倍程度にすること。
発酵は、生地が2倍程度になったらオーブンで過熱を始めるのが理想です。
しかし、家庭用オーブンの発酵機能を使用する場合は、余熱を行うために生地をいったんオーブンから出す必要があります。
このため、1.5倍程度に発酵が進んだら、オーブンから出し、2倍程度になるまでは室内で発酵を進めてください。
生地の発酵は1.5倍くらいになると急激に発酵が進みますので、注意してください。
こまめにチェックしてみてくださいね。
室温にもよりますが、5分から10分程度で2倍になります。
もし、発酵後の表面に泡が多く発生する場合は水分が多いです。
おそらくは、焼成後もパンは、あまり膨らみません。
この場合は、次回は水分を5%から10%程少なくして見て様子を見てください。
また、意外な落とし穴で、使用する型が台形(下の面積が小さく上が大きくなってる)に注意です。
発酵状態の”2倍”を生地の高さで2倍とすると、過発酵になる場合があります。
ですので、1.5倍くらいで一度焼いて様子をみるといいでしょう。
生米パンを作ってみる(作成例)
それでは、わたしの方法で作ってみましょう。
レシピ
- お米①:230g
- 水② :184g
- 砂糖②:10g
- 塩② :4g
- 油② :26g
- イースト②:4g(ドライイースト 赤サフ)
手順
- お米①を洗って、たっぷりの水に2時間から6時間ほど浸す。
- お米①の水を切る。尚、だいたい300g位になります。
- お米①と水②をミキサーにいれて、414gになるように水②で調整してください。
- 滑らかなペースト状になるまで、ミキサーの最高速でミキシングする。(製粉する)
- ミキサーのペースト温度が40℃以下なのを確認し、砂糖②、塩②、油②、イースト②をミキサーにいれてミキシングする。
- パウンドケーキ型などに生地を流し込む
- オーブンに生地を入れて、発酵機能で40℃ 15分から20分、または室温で1.5倍になるまで発酵させる。
- オーブンから生地を取り出し、室温で引き続き2倍まで発酵させる。
- オーブンに入れ、予熱あり 180℃ 30分で焼成する。
以上です。
作業時間としては焼成まで1時間半程度ですので簡単です。
断面はこんな感じです。
また、生地を半分にしたい場合は、すべての数字を一律半分でOKです。
ただし、通常のミキサータイプの場合は、生地が少ないとミキシングする際に、飛び散りが多くなり手数が増えます。
ミキサーによりますが、ある程度の量で製粉したほうがうまくいきますよ。
まとめ
いかがでしょうか?
”ミキサーによる製粉”以外は、今回のポイントに沿っていただければ、問題は無いと思います。
”ミキサーにより製粉”も、お米と水だけのペーストですから、状態の変化がわかりやすく、再現性も高くなるのではないかと思います。
過去に、挫折された方なども、今回のポイントを見ながら再挑戦をしてみてはいかがでしょうか。
初めての生米パンに挑戦でも、パンやお菓子作りをやる方なら、特に問題のない工程や食材ばかりです。
生米パンの製パンは、うまくいかないことも多いので、むしろ”巣ごもり”の娯楽として楽しめますよ。
おまけ
この方法でも膨らまない方は、やはりミキサー由来の製粉に問題があると思います。
すこし、高いですが、おすすめのミキサーは、バイタミックスです。
購入を検討するのもよいかもしれません。
安いものではないので、生米パン以外の使用もご検討中だったり、ちょうどミキサーを買い替えようかと思っている方などはいかがでしょうか。
こんにちは!
返信削除膨らむレシピというのをいくつかみましたが、こちらの手順で満足できる感じになりました。
特に生地の具合が把握しやすく、お米が変わった時の水加減の調整がすごく楽になりました。
ふわふわ生米パンができて最高です!
こんにちは。
返信削除こちらのレシピを使って、生米パン初成功しましたので、嬉しくて嬉しくてお礼を伝えに参りました。
本当にありがとうございます!!
本を穴が空くほど読んでも、何度も同じように失敗して、まるで成功の兆しが見えない…というところに、まさに救世主です!
いつも気泡が粗く、膨らみは不十分で、下部は餅化して失敗していました。
ミキサーはツインバードのハイパワーミキサーを使用しました。米の品種はコシヒカリです。浸水時間は8時間くらいだったと思います。米をペーストにする段階では、写真と違いとてもかたい仕上がりになりました。触ると水気を感じないくらいです。ポイント通り、加水せずそのまま生地を作りましたが、ミキサーを傾けても流れないほど、ゴムベラを振らなければ生地が落ちないくらいのかたさになりました。
かまわずそのまま焼き上げましたが、お手本よりは少しだけ気泡が粗いですが、十分な仕上がりになりました。
成功したものであっても、失敗時と同じく気泡が粗くなる特徴が見られたので、米の品種も結構影響するのかもしれないと感じました。
改めまして、知識とレシピをご教授いただき、本当に本当に、ありがとうございました!
こんにちは!お返事が遅くなりすみません。
返信削除コメントすごくうれしいです!
コメントを読んで、わたしも試行錯誤してフンワリ膨らんだときの気持ちがよみがえりました!
またまだ試行錯誤をしている段階ですが、うまくいったらまた情報を発信していきたいと思います!
もし、コツなどがあれば共有していただけるとうれしいです!
玄米では作れますか?
返信削除コメントありがとうございます!返信が大変遅れてすみません。
返信削除膨化率(膨らみ)はお米ほどはありませんが可能です。(2倍くらいです)
手順や分量は同じでOKです。
注意:玄米の場合は生地の粘度が高いです。(どろっとしていて飴みたい)
これで焼成してください。
これを基準に次の機会に水を20g位増やして焼いてください。
焼成後腰折れや凹み、餅みたいにべたべたした感じなら、次の機会に水を減らしてみてくださ。
水分でかなり焼成後の出来が変わるので数回やってみる感じでチャレンジしてみてください。成功をお祈りしています!またコメントいただければわかるところはコメントしますよ!
返信ありがとうございます!チャレンジしてみます!
返信削除はい!うまくいくといいですね。またコメントもらえると嬉しいです。
返信削除玄米で作ってみましたがとても美味しかったです!少しお水が多いのかな?って感じでしたが、言われた通りに次の機会に調整してみます(*^^*)
削除生地が硬めで少しびっくりしましたが、水を追加せずに作ったら、今まで作ってきた生米パンの中で一番上手く出来ました!凄く嬉しいです、本当にありがとうございます!今まで失敗ばかりだったので本当に嬉しいです!
質問なのですが、一斤で作る場合はレシピはどの様になりますか?あとミキサーの温度を下げるときは放置で良いんでしょうか?
よかった!わたしもうれしいです、感動ものですよね!
返信削除お米であれば1斤のレシピはまったく同じですよ!
玄米でも作れるのですが膨化率が低くわたしてきには残念ですがNGとしてます(味は問題ないですよ!)
いろいろコツがあるのですが、手始めに効果が高い焼成のコツから。
蓋つきのまま160℃-170℃位で10分から15分、そのまま180℃位で30分位焼成。
これでどこまで膨らむか確認してみてください。
この間はオーブンのふたは開けない方がいい気がしています。(多分蒸気かな?)
出来あがりはわたしのTwitterを。以下のリンクで一覧みられるはずです。お勧めのお米もリンクしてたと思いますのでチェレンジしてみてください!
https://twitter.com/search?q=%E7%94%9F%E7%B1%B3%E3%83%91%E3%83%B3%20(from%3Amnctym)&src=typed_query
試行錯誤もあるので参考になるかもです。
ミキサー温度を下げるもの放置でOKですよ。
また、成否問わず結果のコメント楽しみに待ってます!
こちらで作った生米パンは家族にも美味しい、また作って欲しいと好評でした。改めて感謝します。
削除レシピは同じでいいのですね、家に玄米しかなかったので玄米で作りましたが、またの機会に白米でも作ってみます、Twitterも参考になります。教えてくださりありがとうございます!
こちらこそ、みなさんの笑顔のおっそわけありがとうございます!
削除「また作って!」って一番うれしい言葉ですよね。
わたしもすごくうれしくなりました!
楽しんでくださいね!
こんにちは。リトさんのレシピで何度か作りましたが、大抵おもちのようになってへこんだパンが出来上がり、お米パンは諦めかけていました。
返信削除こちらのレシピはリトさんのレシピよりも水の量が少なめでしょうか?
このサイトを参考にして初めてふわふわでうまくいきました。1時間放置して、5時間ほどビニールで寝かせたら、焼きたての状態とは比べ物にならないほど切りやすく、扱いやすかったです。
それで、こちらのレシピ(35度で発酵しました。)で何度か作ったのですが、膨らみ方がいまいちで、大きな気泡が入ります。リトさんの本のパンはとてもキメが細かいですよね?あんな風に作れるんでしょうか?
因みに、ミキサーはテレビショッピングで買ったマジックブレッドを使用、ザラザラを感じなくなるまでミックスして、このレシピの半分の量で焼きました。小さい方の方がうまくいくようなことを他のサイトで見たので、型はリトさんの1/3斤食パン型の容量から計算して、牛乳パックで手作り(笑)。
きめ細かくて高さがでるお米パンが作れるようになりたいです!何かお気づきの点ありましたら是非教えてください!
コメントが遅くなってすみません!
削除この記事を参考にしてふわふわにできたというのはとてもうれしいです!匿名さんの笑顔の素になってくれたらすごくうれしいです!
あとはクラム(中の白いところ)のすだち、そしてなんといっても高さ!これを改善したいということですかね。
凄く共感できますよ!オーブンから出した時、カットした時この辺が思い通りにいくとテンションあがりますよね!
わたしもこの部分とくに膨化率(高さ)にこだわった研究をしています。
この記事の目玉は「お米と水だけでミキサーにかける」です。そして、いちばん澱粉損傷率が少ないともわれる方法なんです。澱粉損傷率が減ると膨化率が向上します!
水分はミキサーの性能(澱粉損傷率)と副材でも変わりますので少しづつ増減させてみてください。
お米の量はミキサーの性能に制限されますが多い方が膨らむと思います。
(ご質問の水分量はリトさんのそれとは考え方が違っています。)
また、クラムの大きな気泡は油脂を入れる順番の影響もあるようです。
本文にもあるのですが、以下の記事を参考にしてくみてください。
「【簡単】膨らむ生米パン!生米ペーストから作るふっくら生米パンの作り方!新バージョン!【お米ペースト】」
https://monocotoyom.blogspot.com/2023/02/grade-up-NAMAGOMEPAN.html
あと、最近同じ方法でホームベーカリーでめっちゃうまく焼けて興奮しています(^^;
もし、ホームベーカーリーがあればこちらの挑戦も楽しいかもしれません!
お米ペーストも数回に分けて作っても大丈夫だと思います!
【簡単】お米からホームベーカリ/HBで作るお米パン!【お米ペースト】
https://monocotoyom.blogspot.com/2023/02/HBokomepasteokomePAN.html
記事を読んで挑戦していただけたというのはとてもうれしいです!楽しくつくってうまくいたら是非是非自慢しにまたいらしてください!うまくいかないときもコメントいただければ一緒に考えたいとおもいます!お米のパン、楽しいですよね!
先日別のレシピで初めて米パン作ったのですが、生地の時点でシャバシャバでまったく膨らまずお餅になってしまいました。米の浸水によって加える水の量を変えるべきだったんだなと思いましたが、決まった水の量しか書いてないレシピばかりの中、こちらのレシピにたどりつき、これだ!と思いトライしました。
返信削除結果見事に発酵し、二回目とは思えないほどきれいなパンができました!焼けてから1時間ほどおいて食べたところ、中側がほんの少し粘りのある感じで、本当に成功したのかわかりませんが、その食感もおいしく感じてます。トーストしたらまた違うのかもしれません。
HBのレシピも公開されてるようなので、今度チャレンジしてみます。どうもありがとうございました!
よかったです!わたしの心もふっくらです!
返信削除そして、この記事で基本的な考えは習得できたと思いますよ。パンに限らずこの米粉ペーストを利用すると米粉を使ったレシピでも取り入れられるよういなりますよ!是非楽しんでください。
またこの記事よりさらに膨らみやすくしたニューバージョンがありますのでご興味があればチャレンジしてみてください!↓
https://monocotoyom.blogspot.com/2023/02/grade-up-NAMAGOMEPAN.html
はじめまして。私も生米パンが何度やっても膨らまず、悩み続けています。発酵まではとてもいい感じなのに、焼き始めると中央が陥没…お餅のようなパンになります…泣
返信削除お米は玄米・ミキサーはバイタミックスです。
こちらのレシピでぜひチャレンジしてみたいのですが、ひとつ質問があります。水の量は184gとなっていますが、浸水後のお米の重量と合わせて414gにするということは、粉砕時にミキサーに加える水はおおよそ114g(414g-浸水後のお米重量約300g)ということでよろしいでしょうか。(粉砕時に184g水を加える…ということではないですよね?)
あと、砂糖ではなくメイプルシロップを使う場合は、更に水を減らしたほうがいいでしょうか。
(細かい質問で申し訳ありません!)
細かい質問うれしいですよ!いっしょにお米ペースパンを楽しみましょう!
返信削除お水の件、わかりにくくてすみません。「ミキサーにいれたお米重さ」に「水の(量)重さ」で調整し合計でミキサーに入った全体の重さが414gの認識でOKです。
例えばお米がたくさん水を吸った、吸わなかった、水切りが十分、不十分などで、ミキサーに入れるお米の重さは時折の理由で変わっています。この重に全体で414gになればよいという事です。りとさん風に換言するとお米230gと「お米に含まれた水」と調整用の水の合計が184gです。しかしこの方法では例えばで記載したようなお水の量のブレの影響で焼き上がりが安定しない(水分量が多くななる)のです。ですから、230gのお米でスタートしたらミキサーに入れた時のお米とお水の量の合計で414gにすると毎回ここは決まります。このやり方であればほぼ膨らむと思います。さらに極めるならここをベースにお水の量を加減するとベストの水分量が見つけやすいですよ。
また、副材(砂糖や塩バター)の水分量はあまり気にしなくとよいと思います。というのも膨らむかどうかは初めのミキシングが主要な要因だと思っているからです。正直なところメイプルシロップよりお砂糖のほうが保水力がたかく焼き上がり後もふっくら感が持続します。メイプルシロップが絶対問分けでなければ一度、お砂糖で挑戦して比較するのもよいかもしれません。うまくいかなかったら何度でも相談してください!わたしも研究してみます!
お忙しいところ、とても丁寧なご返信、ありがとうございます!水の分量の考え方、よくわかりました(^^)
返信削除バージョンアップ編のブログも参考にして、メイプルシロップ→砂糖に変えてチャレンジしてみます!
はい!ふっくら焼きあがったご報告たのしみにしています。うまくいかなければまた相談ください!お待ちしてます!
返信削除初めまして!
返信削除生米パンにはまっているのですが、食パンになるとなかなかうまく焼けず、悩んでいます。今日こちらのレシピで試してみたところ、生米と水で粉砕するところまでは良かったのですが、副材料を入れる段階で、生地の粘度がかなり高くなってしまい、ミキサー(バイタミックス)が回らなくなってしまいました。
仕方なく、ボウルに移し、砂糖、塩、イースト、油を入れたあと、その都度ゴムベラで混ぜました。1斤型(正方形のもの)に入れ、2倍まで発酵させて焼きましたが、膨らまず、焼き上がったものもキメが粗かったです。この場合、水を少し足した方が良かったのでしょうか??
こちらのレシピなら、、!と期待してつくったのですが、うまくできずショックを受けています( ; ; )
残念です。でも、ヒントはあるはずです!よろしければ一緒に解決しませんか?
返信削除気になる点は「副材入れてバイタミックスるが回らなくなる」ですね。
ご推察の通り水分がすくなったと思います。前提としてミキサーにいれたお米+水は414gが守られているとしてですが、この場合は、ミキサーでの粉砕時に澱粉損傷が多く結果お米が水を多く吸ったと考えられます。(=粘土が上がる)
澱粉損傷を抑えるに
1)十分なお米の浸水時間をとる。また時間をとりすぎない
※水切りしたときに300g前後になるはずです。また、お米は透明度が高くなり指でもつぶせるようになります。
2)ミキサをできるだけ高速回転で回す(手早く最高回転までしてください)
※ここでの仕上がりは片栗粉を水で溶いた雰囲気に似ています。
ただ、副材で水分を含むのは34gですので、バイタミックスほどのミキサーが回らなくなるというほど粘土が上がる影響はないのではと思っています。
レシピ通り(特にミキサーにいれるお水に6時間間程度浸したお米(生米230g→浸し後約300g)とミキサーに入れる水の合計が414g)かご確認いただいて、間違いないのであれば、お米に問題があるかもしれません。(もち米やアミラーゼ量が通常と違う)
可能であれば、新しいお米(無洗米がわかりやすい)を一度購入してチャレンジしてみてはどうでしょうか。
まずは、上記のことをご確認いただいてご検討ください!うまくいかなくてもうまくいってもまたコメントをいただければと思います。
お返事ありがとうございます!
返信削除
今日再トライしてみました。
前回はコシヒカリでしたが、今回は自宅にあった、コシヒカリよりアミロースが少し高いお米を使って作ってみました。また、前回は浸水時間が少し長かったため、今回は時間に気をつけて引き上げました。前回は浸水後304g、今回は296gでした。
米と水を回した段階で、粘度が前回と全く違い、副材料を入れてもミキサーが回るくらいの硬さでした。発酵、焼きと進み、カットしてみたところ、ふわふわに焼き上がっていました。とてもうれしいです!
アドバイスありがとうございました。
ちなみに、2倍のラインでオーブンに入れたので、過発酵ではないと思いますが、焼き上がりは小麦パンに近い感じの気泡が入っていました。こちらは少ないお米の量で膨らませるレシピだと思いますが、気泡はある程度入っていても良いのでしょうか?
生米パン(米粉パン)の場合、あまり気泡が入るのは過発酵気味と思っていましたので正解なのか?と疑問に思いました。
おめでとうございます!ふっくらすると楽しいですよね。成功例をいただけると私もうれしいです!
返信削除気泡は大きくなる場合、小さくなる場合があります。わたしは食パンを目指していたのでプランスパンのようなクラストにならないようにしていました。
ご推察のように過発酵気味になり泡同士が合体して大きな気泡になるのではと考えています。いつか記事にしたいと思っているのですが以下のような方向で研究しています。
発酵と気泡(すだちが良い)に関係
・過発酵による気泡の増加がありうそうです。
・発酵温度が高いと大きな気泡がはいり(合体しやすい)、低めでだと小さめになる気がしています。
・イーストの状態もあり新鮮なものは細かいのでは?という印象です。
・油らの種類と入れるタイミングで(参考記事https://monocotoyom.blogspot.com/2023/02/grade-up-NAMAGOMEPAN.html)
が考えられます。
確認ポイントとして整理すると
1)お米ペースト仕上がり時の記事の温度を確認(40℃以下を目安に休ませてから副材を追加する)
2)ドライイーストは新規品、小袋品の未開封を使用する
3)副材の油をあとから入れてみる(こちらは参考記事をみてください)
4)油の品種を変えてみる
かなりふわったした情報ですがチャンスがあれば気にして作ってみてください。
また、なにかお気づきの点や成功例があればシェアしていただければ幸いです。