💛生米パンはご存知ですか??
今回は、この生米パンのアレンジレシピについてお話しますよ!
わたしは、巣ごもりの一環として、パン作りを始めました。
でもね・・・夏場ってちょっと発酵が進みすぎたり、力仕事の捏ねるのも汗だくになって大変ですよね。
そんな中でミキサーで簡単にできる”生米パン”に出会いました。
だがしかし(^^;
簡単のはずが、なかなか思うような出来にないんですよね!
ですが、何度もチャレンジして、うまくいくコツもわかってきました。
この記事では、うまくいくコツも含めて、生米パンのふっくらアレンジレシピを紹介します。
お米から作るお米パン
ご存知の方もいると思いますが、お米から作るパンについて説明しますね。
GOPAN(ゴパン)
過去にサンヨー電気からお米からパンを作るというGOPAN(ゴパン)というホームベーカリー(ライスブレッドクッカー)が発売され注目されました。
その後、サンヨー電気がパナソニックに統廃合されたことからパナソニック製品として2018年頃まで製造、販売されていました。
また、このGOPAN(ゴパン)は、グルテンや小麦を添加する必要がありました。
しかし、今回ご紹介するお米パンは、生米(うるち米)をミキサーにかけて製粉し、グルテンや小麦の添加無しで製パンできます。
生米パン
特に、リト史織 さんの著書で有名な「 生のお米をパンに変える魔法のレシピ はじめての生米パン」の出版で、直接生米からつくるお米パンは”生米パン”として知られるようになりました。
もしかすると、みなさんもこの生米パンに挑戦しているかもしれませんね。
でも、説明のままだとうまく膨らまなかったりしませんか?
まぁ、そのうまくいかない人がわたしです。(; ・`д・´)
そこで、いろいろ研究していますので、その成果をシェアしたいと思います。
⇒ミキサーで簡単!生米パン。失敗したら見てほしい膨らまない生米パンをふわふわにするコツ!
今回は、そのアレンジレシピになります。
ふっくら生米パンレシピの紹介。
今回は、その成果の一つとしてバターを使った生米パンの紹介です。
わたしもこちらを参考に生米パンを作っています。
ポイントはバター
ふっくらさせるにはいろいろな要因があります。
今回、特に注目するのが油脂です。
通常は油脂として”油”となっていますので、米油やサラダ油などを使用しているのではないでしょうか?
実は、この油によってもふっくら加減(膨化率、容積率)が変わるんです。
そこで、今回は油脂に”バター”を使います。
バターは動物性油だしなぁ・・と思っている方もアレルギーなど健康上のトラブルがないのであれば、ふんわりするか一度挑戦してみてください。
レシピ
準備するもの
- パウンドケーキ用型
- ミキサー(高速・ハイパワーのものがおすすめ)
- スケール(できれば0.1gから計れるといいですが、1g計でもOKです)
- オーブンレンジ(180℃30分、発酵機能(40℃)もあるといいです)
材料
- お米①:230g
- 水① :184g
- 砂糖②:10g
- 塩② :4g
- バター② :13g
- イースト②:4g(ドライイースト 赤サフ)
手順
1.お米①を洗って、たっぷりの水に2時間から6時間ほど浸す。

2.お米①の水を切る。
お米はお水を吸って、だいたい300g位になります。
3.お米①をミキサーに入れる。
次に、ミキサーに水②を徐々に加えてお米とお水の合計が414gに調整してください。
ミキサーにもよっりますがお米ギリギリの感じになると思います。
ここで、お水を入れすぎないように十分注意してください。
4.ミキサーを動作させお米が滑らかなペースト状になるまで、撹拌する。
この時、ミキサーは最高速で動作させてください。
もし、滑らかになっても水っぽいと感じたら、撹拌時間を延長してください。
ここは、ミキサーにもよりますので何度かトライが必要です。
この生地で、焼き上がりがいまいちな場合は、次回、撹拌時間を延ばしてください。
5.ミキサーのペースト温度が40℃以下なのを確認する。
ミキサーを長く動作させると生地の温度が40℃を超える場合があります。
この場合は、生地が40℃以下になるまで放置してください。
6.生地が40℃以下になったら、残りの材料をミキサーに入れて撹拌する。
砂糖②、塩②、バター②、イースト②をミキサーにいれて撹拌ですね。
7.パウンドケーキ型などに生地を流し込む
生地は残りの材料によって、粘度がかわります。ですから、粘度の基準は、お米とお水だけで撹拌した時の状態を参考にしてくださいね。
8.40℃ 15分から20分発酵させる。
オーブンに発酵機能があれば、1.5倍になるまで発酵させます。オーブンから取り出したら180℃の余熱を開始してください。
オーブンにもよりますが5分から15分程度で余熱が完了すると思います。
この時、2倍程度に発酵が進んでいるのが理想です。
9.オーブンに入れ、予熱あり 180℃ 30分で焼成する。
焼成時間は30分から50分程度で、焼き色を見ながら調整してください。
基本的には30分程度で焼きあがっていると思います。
10.焼き上がり
焼きあがったらオーブンから取り出し、型から取り外さないでそのまま、室内で冷まします。
20分位になったら型から取り出して、さらに室内で冷まします。
型から取り出し、さらに20分ほど冷ましたらラップやビニール袋にいれて保湿してください。
だいたい、3,4時間ほど冷ますと、表面が柔らかくなりカットもしやすくなります。
ただ、この冷ます手順や時間はお好みでよいです。
あたたかいうちは、ちょっとカット時にべたべたしたり、つぶれちゃったりしますが、食べるとすごくおいしいですよ!
どうでしょうか?ふっくら焼けましたか?
もし、うーん、いまいちと感じた方はこちらの記事も参考にしてくださいね。
⇒生米パンをふっくらさせるには。ミキサーを買い替える前に試したい秘訣のひと手間
まとめ
いかがだったでしょうか?
うまくふっくら焼けたでしょうか?
うまくいかない場合は、以下のポイントを再確認です。
- ミキサーでの撹拌
- 水の量
- 発酵の時間
特に、1,2はしっかり様子を見ながらやってみてくださいね!
参考文献
日本食品科学工学会誌:米の特性が製粉性に与える影響および米粉性状と製パン性の関係
農研機構/広島大学:プレスリリース:グルテン不使用の 100%米粉パンの製造技術を開発しました
ふっくらできました!ありがとうございます!
返信削除良かったです!ふっくら膨らむとやっぱりうれしいですよね!
返信削除よろしければまたお立ち寄りください。