今回の記事は
「ご家庭にある生米からシュー生地を作る!」
になります。
なぜ、生米からシュー生地が作れるか!
その秘密は、こちらの記事を参考にしてください。
⇒生米パンをふっくらさせるには。ミキサーを買い替える前に試したい秘訣のひと手間
この手順ですと条件は付きますが簡単に米粉を得られます。
そこで、今回はその応用例として「シュークリームの生地」を作ってみます!
生米から作る「シュー生地」お米から美味しいシュークリームの皮を作ってみよう!
さて、シュークリームの生地に必要なものがあるか確認しましょう!
シューのなかには簡単に作れるレンチンカスタードクリームを紹介します。
でも、こちらには薄力粉を使用するんです。
もし、グルテンフリーを目指す方は・・・・お好きなものを挟んでみてね!
まずは、必要な材料、調理道具を確認しましょう!
シュー生地
シュー生地に必要なもの天板1枚分位です。たくさんたべられる方は倍量にしてもいいですよ。
材料
- 生米:75g★(2時間以上浸水要 浸水後97.5g程度になります)
- お水:60g★
- バター:50g☆
- お水:65g☆
- お塩:1g☆
- たまご:3個(全卵)
調理道具
- ミキサー
- おなべ
- ボウル
- 木べら、耐熱へら
- オーブン(スチーム機能が無い場合は霧吹きも準備)
- コンロ
- オーブンペーパーまたはアルミホイル
この他、シューのクリームが必要です。
レンジで作るカスタードクリームを紹介します。
レンチンカスタードクリーム
その前に、レンチンカスタードクリームってなによ!・・ですよね。それは、レンジでチンしてつくる簡単カスタードクリームです。
レンチンカスタードクリームに必要なもの
材料
- 薄力粉:15g
- 砂糖:50g
- たまご:1個(全卵)
- 牛乳:200g
- バニラエッセンス:少々(数滴いれる感じ)
薄力粉なのが残念ですね。
でも、いま研究中なんですよ!そのうちご紹介できるかも!
お楽しみに!
調理道具
- 耐熱容器(電子レンジ可)
- 電子レンジ(500W)
作ってみよう
では、シュー生地とレンチンカスタードクリームを作ってみます。
シュー生地
さて、シュー生地の手順を説明しますね。
といってもシュー生地を作ったことがある方は簡単ですよ。
シュー生地の詳細
-
ミキサーで★の材料(お米75g+お水60g)を粉砕(お米ペースト)
※浸水したお米とお水を足して135gにしてください。
75gのお米は浸水後はおおよそ97.5gになります。この場合は37.5gの水を追加することになります。
ーーーーこぼれ話ーーーー
なぜ、浸水後のお米と水を足して136gにするのか?
いろいろな文献を調べた結果、わたしは以下の考えでお米ペーストを作っています。
室温保存のお米1に対して水を0.8以上の分量がお米ペーストとしては最適になります。
また、お米は浸水して5時間位で粉砕に適した柔らかさになります。
この時、お米は吸水して重量が増加するのですが保存状態や精米などにより変化します。(目安は1.3倍)
以上の特質があるため、すこし面倒ですが浸水したお米とミキシング用のお水を加えた重さを135gを目安にしています。
参考文献や詳しい説明は生米パンの作り方をご参照ください。
ーーーーーーーーーーーー
ミキサーを高速で1分程度回転させ停止、というのを3から4回程度行います。
生地がざらざらしていなければ、お米ペーストのできあがりです。
ミキサーを停止した際には飛び散った材料を集めてもどしてください。
大きめのミキサーの場合、材料が少ないのでかなり飛び散ると思います。
倍量(天板2枚分)にした方がやりやすいですよ。
-
たまごをわってボウルにいれて混ぜる
卵白部分、卵黄の膜みたいなのをここで切るように混ぜてください。
わたしはハンドミキサーにホイッパーを取り付けて低速で混ぜています。 - おなべで☆の材料(バター50g+水65g+塩1g)を加熱、沸騰
-
中火にして、おなべに粉砕した★の材料を追加して入れて捏ねる
粉部分が焦げないように手早く混ぜてください。だんだん生地がまとまってきます。
捏ねていると分離して水っぽいものがでてくることがあります。 - 生地がまとまったらおなべを火から外す
-
オーブンを190℃に余熱を開始
(余熱時間10分程度なので作業時間にあわせて始めてください) -
生地のとろみを確認しながらボウルの卵をおなべに入れる
たまごは少しづつ入れてく生地を捏ねてください。
だんだんと生地がゆるくなります。
生地の雰囲気は、上記の写真位のとろみが良いようです。
とろみは生地の具合で変わりますが、たなごは1/3程度が残ると思います。
残った分はカスタードに利用できます。
-
オーブン用の天板にオーブンペーパーまたはバター(油)を薄く塗ったアルミホイルを敷く
わたしはオーブンペーパーでやりました。 -
天板の上にまるく5cm程度の生地を乗せる
わたしはオーブンの天板にスプーンでシュー生地をまるい感じにして載せました。
しぼり袋などを持っている方はそちらを利用してください。
(9から10個位になります)
生地の上にあまったたまごをちょっとたらしてもいいですよ! -
余熱が完了したオーブンに天板をいれて25分から30分で焼成
(スチーム機能が無い場合は霧吹きしてください)
レンチンカスタードクリーム
名前はふざけてしまいましたが、いたって普通のカスタードクリームです。
たぶん米粉シューのあまりのたまごが一個分相当なので無駄のない活用ができるはず!
レンチンカスタード詳細
- ボウルに薄力粉と砂糖をいれて軽く混ぜる
-
ボウルに少しづつ牛乳をいれながら混ぜる
一気に入れるとだまになりやすいので少しづついれてながら混ぜるとやりやすいですよ。 -
たまごを別のボウルに溶いて少しずつボウルにいれながら混ぜる。
-
ボウルを電子レンジにいれて、500W 2分から3分程度加熱
レンジにもよるのですが、まずは2分30秒でやってみましょう。 -
ボウルの中の生地を捏ねる。
だまが無くなるまでよく混ぜてください。 -
再度電子レンジにいれて、500W 2分から3分程度加熱
レンジにもよるのですが、まずは2分30秒でやってみましょう。 - ボウルの中の生地を捏ねる。
仕上がりはこんな感じになります。
あとは、荒熱がとれたらタッパーなどに入れて冷蔵庫で冷やしてください。
冷蔵庫にいれると固くなりますが、使う前にもう一度ハンドミキサーなどで混ぜると滑らかになります。
冷やさないとカスタードクリームが痛みやすいそうですの気を付けてくださいね。
出来上がり
わたしはダイエットもしているのでカスタードクリームをいっぱいいれたい方は増量してみてくださいね。
あとは、スプレー型の生クリームを持ってる方はこんなのもいいですよね。
これは・・・写真のためだけに・・・
と思ってデコってみましたが、誘惑に負けて食べちゃいました。(; ・`д・´)
さいごに
どうでしょうか?生米を使ったシュー生地の紹介でした。
残念なのはカスタードクリームの薄力粉ですよね。
「どうせ薄力粉つかうなら全部それでいいじゃない!」
なんて声が聞こえそうです。⇒全部お米のシュークリームできました!
(´ε`;)ウーン…
米粉を中心にした、なにかいいアイディアがあればコメント欄で教えてください!
使用した材料・調理道具の紹介
お米:無洗米 宮城県産 ひとめぼれ
ミキサー:Vitamix バイタミックス E310
ハンドミキサー:キッチンエイド Kitchen Aid 9段階変速 ハンドミキサー KHM928ER
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
引き続きブログをお楽しみください。